
デルタは、高性能医療用電源MEP-500Aシリーズを拡充し、新たにエンクローズド(筐体付)モデル「CRA」と、エンクローズド・トップファン付モデル「DRA」の2つのモデルを追加しました。これにより、幅広い医療システム用途に、汎用性が高く信頼性に優れた電源ソリューションを提供します。本シリーズは、オープンフレーム、エンクローズド、トップファン付の3つの異なるフォームファクタを展開しており、コンパクトな設計ながら、優れた熱管理能力と統合の柔軟性を備えています。
MEP-500A-xxJ CRA(エンクローズド)は、内部部品への偶発的な接触リスクを低減する保護筐体を採用し、システムへの組み込み作業を簡素化します。また、MEP-500A-xxJ DRA(トップファン付)は、内蔵の低ノイズファンによりフル出力の500Wを実現し、外部冷却の必要性を排除しながら、医療現場に求められる静音性を確保しています。
12V、18V、24V、48Vの出力オプションを揃え、さらに補助電源として5V / 2Aのスタンバイ出力も備えています。過酷な環境下での信頼性を確保するため、-40°Cから+85°Cという広い動作温度範囲で性能を維持します。また、4kVの電気的ファストトランジェント(EFT)耐性を備えており、電気ノイズの多い環境でも、信頼性の高い信号処理や安定した画質の維持に不可欠な、安定した電力を供給します。システムの制御と統合を強化するため、リモートON/OFFおよびリモートセンス機能も内蔵しています。さらに、最大95%の高効率と、3" x 5"のコンパクトなフットプリント内で25.64 W/inch³という卓越した電力密度を両立しています。
エンクローズドモデルでわずか1.5インチ、トップファン付モデルで2.3インチという低背設計を実現しており、超音波診断装置、IVD(体外診断用医薬品)装置、人工呼吸器、手術台、手術用照明など、スペースが限られた医療機器への組み込みを容易にし、スペース効率を最大化します。
本シリーズは、2 x MOPP(患者保護手段)の絶縁性能とBF形(Body Floating)の分類に準拠し、極めて厳格な医療安全基準を満たすよう設計されています。医療、IT、家電の各分野における国際的なIEC/EN/UL規格の認証をすべて取得しており、グローバルなコンプライアンスと運用の一貫性を保証します。
主な特徴
- 薄型設計: 3.5” x 5.5” x 1.5”(カバー付)、3.5” x 5.5” x 2.3”(トップファン付)
- 高電力密度: 25.64 W/inch³
- 高出力: ファン冷却により500Wの出力を実現
- スタンバイ出力: 5V / 2A搭載
- 機能: リモートON/OFF、リモートセンス(電圧補正)内蔵
- 精密制御: アナログ電圧トリミングが可能
- 動作温度: 最大85°Cまで対応
- グローバル認証: 医療、IT、家庭用機器の各安全規格に準拠
| CRA (エンクローズド) | DRA (トップファン付) | |
| 12V | MEP-500A12J CRA | MEP-500A12J DRA |
| 18V | MEP-500A18J CRA | MEP-500A18J DRA |
| 24V | MEP-500A24J CRA | MEP-500A24J DRA |
| 48V | MEP-500A48J CRA | MEP-500A48J DRA |